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ミュージカル映画「レント」と「プロデューサーズ」
好きな人もいれば苦手な人もいるだろうけど、ミュージカルって、ひとつの文化というか、中に入ってしまえば、楽しい発見がいろいろある世界ではなかろうか。その独特のノリのせいで、入り口で引き返すひともいるかもしれない。でも、飛び込んでみるだけの価値がある。

*「レント RENT」(監督:クリス・コロンバス)
実際に1999年にブロードウェイでみたことがあったミュージカル。NYイーストヴィレッジのぼろアパートに住む若者たちの生活を題材にしていて、エイズ、芸術への憧れ、夢、恋愛、ホモセクシャルなどがテーマになっていることはわかっていたけど、今回の映画化作品で初めてわかった部分もけっこう多かった(字幕ついてるって楽だな)。
作者のジョナサン・ラーソンは、1996年にこのミュージカルがオフブロードウェイで初演される前夜に突然、病死したという。36歳の誕生日の10日前。音楽での成功を夢みつつ不遇で、“ボヘミアン”な生活を送っていたらしい。まさに「レント」の若者たちと同様に。
90年代のニューヨーク。若者たちが家賃滞納で電気まで停められたボロアパートでクリスマスイヴを過ごす場面から始まり、春、夏、秋と季節がめぐって、ふたたびクリスマスになるまで。麻薬にはまり、貧しさにあえぎ、それでも夢を思い描きつづける若者たちの心が、熱く伝わってくるミュージカルだった。とてもナイーブで直截的な表現に惹かれる。
あの登場人物たちで誰かを演じてみないかと言われたら、やっぱりエンジェルだよね。みんなに愛されながら去っていく彼、いや彼女。クリスマスに女装してドラムスティック持って現れるところが実にかっこよかった。
QuickTime版予告編

*「プロデューサーズ PRODUCERS」(監督・振付:スーザン・ストローマン)
メル・ブルックスのミュージカル「プロデューサーズ」の映画化は、「レント」と違った意味で面白かったけど、ギャグはかなりベタベタ。アメリカ人じゃないとわからん笑いのツボをぐいぐい押してくるので、日本人としてはちょっと困ってしまう場面も多々あった。それと、舞台でやってることをそのまんま映画にしてる!こんなのあり?(「あ〜、いや、そんな場所を指圧されても、あんまり気持ちよくないんですけどぉ〜」)「プロデューサーズ」はブロードウェイ・ミュージカルそのものをおちょくったパロディ・ミュージカルなので、実写といっても舞台の雰囲気をそのままだすほかなかったのかなと思う。
エンディングに美女に囲まれて顔出しまでするメル・ブルックス。やはり奇才なのか。「プロデューサーズ」の製作・脚本・作詞・作曲 までやっているって?金儲けのために史上最低のミュージカルをつくるプロデューサーの話という着眼点もユニークだし、“バックステージもの”というミュージカルの古典的なパターンを上手に使っている。“ミュージカルの神髄を丸ごと味わせてくれる”という宣伝文句ははずれていないかも。ネイサン・レインとマシュー・ブロデリックという濃〜い二人の役者さんとユマ・サーマンの組み合わせも巧みだった。
QuickTime版予告編
舞台版のオフィシャルサイト(flashの出だしが面白かったです)
| 2006年5月の映画 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
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