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映画「ダ・ヴィンチ・コード」〜南の島から帰還して、はやくも映画館へ
ニューカレドニアのメットル島にてこのブログへの久しぶりのエントリー。今日は20日。前回の書き込みは1日。仕事関係の慌ただしさと海外出張のせいだとはいえ、あまりにも書き込みを怠けすぎ。反省。

出張でいったのは、ある南太平洋に浮かぶフランス領の島だが、その滞在最後の夜に、ホテルの部屋のテレビをつけると、カンヌ映画祭が紹介されている。ほおと思ってみてると、ロン・ハワード監督の新作「ダ・ヴィンチ・コード」が報道関係者向けに先行上映されたとのこと。映画館から出たひとたちに記者がインタビューすると、口々に「がっかり!」、「つまらない!」と文句を言っているではないか。う〜ん、やっぱり!?それとも、仏人はハリウッド映画を貶すのが生き甲斐?

ダ・ヴィンチ・コード

日本に帰ってくると、銀座のソニービルは「ダ・ヴィンチ・コード」公開にあわせた飾り付け。まあ、配給がソニーピクチャーズだから当然か。やっぱり騒がれてますな〜、今週末の浅草は三社祭だが、全国的には“ダ・ヴィンチ祭り”?と思っていたら、職場の知り合いから連絡が入った。明日封切りの「ダ・ヴィンチ・コード」を事務所の経費で指定席券をとってあるから、見に行くようにと。やったぁ!棚からぼた餅。いやぁ、やっぱ見たいよね。ひとより先に見られたらうれしい。でも、封切り日に行くのはミーハーぽくって・・なんて思っていたら、仕事で見に行けというんだから、ラッキー!!(ちなみに、フランス系の広報の仕事してまして、ちょっとは関係あるんですが・・でも、映画そのものと無縁な仕事です)

さて、封切り日に渋谷で11:45の回で見た感想ですが・・・やっぱり物足りなかった。正直、眠くなりさえなった。たとえば、過去の歴史が説明されるところでは、すぅっと映像がぼやけてカメラがパンすると、セピア色か脱色した映像に変わって、時間を遡る。はい、過去のシーンですよ!といった具合に、なんと工夫のない使い古された映像処理であることか!それに音楽が陳腐!そりゃ、まったく見る価値ないとまではいわないけど、でもね〜。原作のイメージに捕らわれすぎ?でも、原作を読まないで、オプス・デイの殺人者シラスとアリンガローサ司祭の関係とかわかりますかね?ロン・ハワード監督もほとんどの観客が原作を読んでいること、それと比較されることを承知で製作したんだろう。

暗号や象徴の謎解きをするスリルはほとんど皆無のような。原作にあったスピード感も映像にすると、まったりした感じがしてしまう。台詞ばかりにならないように、アングルを絶えず変えて短いショットを繋いでいく手法はいかにもハリウッド的。そのわりに、どのシーンも緊張感があまりなかったような気がする。前半にオドレイ・トトゥとトム・ハンクスがカーチェイスで逃げていくシーンは、アクション映画のレベルとしてはどってことないが、それでもあれがあっただけ映画らしかった。映画っていうのは1場面にごちゃごちゃいろんなもんが入り乱れるから面白い。妙に整理され単純化された「ダ・ヴィンチ・コード」には、どうも満足できなかった。あ、自分でお金払ってみたわけじゃないのに、けなしてばかりですみませんです。

*この小説の冒頭には「すべて事実に基づいている」と書かれている。別にキリスト教や美術史の研究家じゃないので断言できないけど、10個のウンチクの記述があったら、そのうち5個は学会の定説、4個が一部の専門家が提議している大胆な仮説、1個は著者ダン・ブラウンの創作(ウソ)じゃないかと個人的には思っていた。虚実ない交ぜ状態で、謎の殺人事件とスリリングに結びつき、西洋の隠された歴史の水脈につながっていくところが、「ダ・ヴィンチ・コード」の面白さ。どっかの国で上映反対運動があったとか、ないとか、そんなの内容からすれば当たり前で、その程度のことを宣伝材料にするしかない映画のプロモーションもやっぱり貧しいな。このシーンが凄いよ!とかいってほしいものである。
*今調べたら、原作小説について、このサイトで自分は何度も書いていた。
2004.10.24  
2004.10.30
2004.11.01
2004.11.02
2005.04.08
2005.07.27
こんなに取り上げるんだから、どうも僕と縁があったらしい。
| 2006年5月の映画 | 23:59 | comments(2) | trackbacks(1) |
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コメント
おかえりなさいませ。
南の島へ出張なんて本当にうらやましい。

「ダ・ヴィンチ・コード」評判悪いですね。
でもかえって宣伝になってヒットしそう。
ダメ映画として楽しめればいいのですが
中途半端なダメ映画だったら嫌ですね。
| ヤスー | 2006/05/23 11:35 PM |
あの女の子の写真、ある人にいわせると、あぶないって。そうかな?ヤスーさんはどう思いますか?僕は可愛いと思っているだけで、変な趣味ありません(と宣言)。

「ダ・ヴィンチ・コード」はやっぱサスペンスですよね?そのつもりで製作したはずだけど・・・原作の小難しい蘊蓄がないから分かりやすくていいという人もいますよ。でも映画はサスペンスですらないような?所詮、小説と映画は違うんだから、もっと冒険してほしかったなぁと思います。
| jokigen | 2006/05/24 12:44 AM |
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