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フランス映画祭2006、3月18日(土曜日)
え?フランス映画祭って、横浜じゃないの?東京のお台場と六本木の2会場でやるって?しかもうすら寒い3月に?あまり行く気しないねぇ・・・なんてほざいていたのに、オープニング、金曜日の夜、そして週末になったら土曜日に3作品、日曜日に4作品と見てしまった。言い訳すると、バイキングが売りのレストランに行って、あれもこれもと食指が伸びるようなものなんだよね。
フランス映画祭2006(お台場会場)
会場では、観客に各作品の面白さの度合いを折り目をつけて投票させるのは用紙を配っていた。山形映画祭のやり方を取り入れたらしい。それと映画祭会場が横浜から東京都内のシネコンに移動したことについての意見を求めるアンケートを配っていた。周囲の日本人やフランス人の会話を盗み聞きした感じでは、「やっぱり横浜のほうがよかったわよねぇ!」という意見が多そうだ。確かに今年の会場には“お祭りしてまっせ!”というワサワサした独特の熱気がない。メディアージュや東宝ヴァージンシネマの会場にいっても、これまでのフランス映画祭らしい雰囲気感じられない。でも、シネコンで同時に複数作品を上映して、より多くの作品を見てもらいたいという主催者の意図もよく分かる気がする。横浜のパシフィコじゃ、一度に一つしか上映できないものね。個人的には映画祭にシネコンを使うのは悪くないと思うが、会場のロビーの飾り付けとかは工夫がなさ過ぎて、どうにかならないものかなぁと思う。ちなみに映画祭プログラムでの代表者の挨拶文の仏語では、今年は「一時的に横浜を離れた」というニュアンスが読み取れた。

普段、映画を点数とかで評価しないほうだけど、映画祭では見てる作品が多いので、ひとつひとつについてごちゃごちゃ書かずに、超私的な印象で評価を星の数で書いてみた。正直いって、個々の作品の質の差が大きすぎる気がした。映画祭のいいところは玉石混淆な作品のリストアップ。先入観なく見て、ある時は面白く、ある時はちょっと退屈というようなことは当然なんだけどね。でも、「この世のすべての美しいもの」みたいな観光宣伝映画まで上映しちゃうのはどうか?とやっぱり思う。
ハウス・ウォーミング TRAVAUX  (超私的評価:★★★) 感想は3月18日の記事  
隠された記憶 CACHE (超私的評価:★★★★)  とりあえずの感想は3月18日の記事

パッセンジャー PASSENGER(超私的評価:★☆)

日本とカナダを舞台とし、カメラマンとしても活躍していたフランスの若手監督による異色の映画。夏木陽介、加瀬亮、金子久美、伊勢谷友介らが出演。恥ずかしいことに、加瀬亮と伊勢谷友介の区別がつかなかった。物語の背景もよくわからない。カメラマン出身の映画監督だから、視覚的に表現しているのかというと、そうでもない。冒頭のドッグレースの荒い加工した映像はいいなと思った。けど、「人間なんて、レースで走らされる犬みたいなもんさ」という全体を貫くテーマがオープニング・クレジットで表現されてしまうのは興ざめじゃないかな?という気もする。モントリオールの女性が裸でベッドでうなだれていたり、美容整形手術を受けたり・・・わかるようなわからないような、いまひとつ判然としない(言い換えれば思わせぶりの)映画だった。
まあ、とはいえ、舞台挨拶でフランソワ・ロトゲール監督が登場して作品の発想の出所を説明してくれたり、金子久美や夏木陽介が挨拶してくれると、とたんに上映された映画に親しみを感じてしまうから不思議なものだなぁと思う。和やかな質疑応答の時間が終わって劇場を後にするころには、「けっこういい作品なんじゃん」と思ったりしてーーー。フランス映画祭って、こういうとのころが楽しい。

オーケストラ・シート ORCHESTRE SEAT(超私的評価:★★★☆)

面白い!涙もこぼれた。田舎から出てきた若い女性(セシル・ド・フランス)を狂言廻し役にして、様々な状況に置かれた登場人物たちの群像劇を巧みに作り上げている。女優ヴァレリー・ルエルシエの演技は特筆に値するもの。こういう作品に出会えると、フランス映画祭っていいなぁとしみじみ思う。監督はダニエル・トンプソン。フランス映画祭に来ていると、女性監督がけっこう多い。ルメルシエは女優でもあり、「パレ・ロワイヤル」の監督もしている。日本でも才能ある女優が監督として活躍してもいいのにと思うだけど、あまり聞かない。桃井かおりとか、松たか子とかが映画監督しても、いいわけじゃないですか。話はそれますが、今回のフランス映画祭主演女優賞はセシル・ド・フランスです。あくまで超・個人的評価。

この世のすべての美しいもの TOUTE LA BAUTE DU MONDE (超私的評価:☆)

30代男女向け純愛路線+バリ島観光プロモーション映画。韓流ドラマのスタイルがフランスにも流入したか?といったら、韓流ドラマファンから怒られる。韓国のTVドラマの方がずっとストーリーに起伏があるものね。だらだら長くて、見続けるのがつらかった。同じ監督の「ミドルエイジ協奏曲」がけっこうよかったので期待してたのだけど、結果は期待はずれだった。
| フランス映画祭2006 | 18:04 | comments(0) | trackbacks(1) |
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フランス映画祭 『オーケストラ・シート』
フランス映画祭 『オーケストラ・シート』
| TM Journal | 2006/03/31 3:30 AM |