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フランス映画祭2006、始まる
どういう巡り合わせか、運命か、はたまた偶然か、招待客限定のフランス映画祭2006オープニングイベントに行くことができた。これまでフランス映画祭は横浜で6月に行うのが恒例だった。今年は東京の六本木とお台場、それと大阪でも行われている。

フランス映画祭六本木ヒルズ会場3月15日 オープニング・イベント
華麗なるイベント、エレガントな紳士淑女ばかり?と想像していたら、ちょっと段取りの悪い普通のイベントだった。カンヌの赤絨毯の真似してみるみたいだったけど、スタッフの人、手慣れてない感じだったなぁ。招待されてたのに、文句いってすみません。

「ハウス・ウォーミング(travaux)」 主演:キャロル・ブーケ
この映画、去年の5月にパリへ旅行したときに予告編を見てた。その時の印象では、フランチなドタバタ喜劇という感じで、たいして面白そうに思えなかった。実際に見ていると、いや、けっこう面白かったです。シャネルのCMにでたキャロル・ブーケが法廷でダンス踊ったり、警察の取調室ではヒップホップみたいな動き見せたり、存在感のある奮闘ぶり。そして、彼女を囲む他の登場人物たちもそれぞれに魅力的。インテリで、いかにも“おフランス”なキャロル・ブーケと移民系の人々がアパートの改装工事の現場で入り乱れて、エネルギッシュな雰囲気を醸し出していた。
この映画がフランスで公開されたのは、確かEU憲法の是非を問う国民選挙がフランスで行われたころだったと思う。NOが多数を占めてEU統合化の道が否定された理由として、移民系労働者が増えてフランス人の仕事が奪われるのではという危惧も働いたと、どこかの新聞に書いてあったと記憶している。この映画は、雑多な移民たちが硬直化したフランスに活気を吹き込む様子を寓話的に見せているとも解釈できるし、その点について、監督に誰か質問してくれないかなと思った。でも、監督は来日せず、上映後の質疑応答も行われなかった。ちょっと寂しい。

3月17日 「隠された記憶」 監督:ミヒャエル・ハネケ/出演:ダニエル・オートゥイユ、ジュリエット・ビノシュ

115分という上映時間の間、1シーン、1シーンにどきどきしながら見ていた。
この作品を紹介する紹介文は、「ラストシーンに秘密が隠されている」と観客に示唆しているようだ。また鑑賞後のアンケートにも、「ラストに隠された秘密に気がつきましたか?」というような質問があった。で、一緒にみた友人と「秘密って何だろうね?」という会話が自然に起こるのだが・・・
僕の意見といえば「秘密、秘密って、いうけど、秘密なんかないだろうよ。ありゃ見ての通りさ。不可解は不可解なまま受け入れろってこと、じゃない?ラストシーンに隠された秘密を強調するのは、この映画を多くの人の話題にのせるための配給会社の手口に違いないね」
「じゃあ、誰がビデオを撮影したのかな?」という疑問については、僕の説は念力による撮影、つまり“念写”だと思う。問題は誰の念力か?まず、過去の出来事について良心の疼きを感じていたダニエル・オートゥイユはもちろんだ。しかし、息子や妻など、幼なじみやその息子など、複数の人の念力も絡み合っているかもしれない。「あれは夢でした」ではがっかりなので、僕は”念写”説を唱える。まあ、念力がビデオカセットを送り届けるというのも変なんだけどね。

ところで息子が車の中で父親に「お父さん、どうしてこんな葉書を学校に送ったの?」と尋ねる台詞は気になった。なぜ、息子は父親が送ったと思ったのか?そういう気になるシーンはこの映画にけっこうある。後でまたゆっくり考えることにしよう。明日、土曜日も朝からフランス映画祭に行こうと思っているので早寝しなくちゃ!と思ったら、もう1時20分だ!
| フランス映画祭2006 | 00:50 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
はじめまして。「隠された記憶」私も見ました。
が・・・ラストシーンわからなかったです。
あの下校シーンが何を意味しているのか?
「衝撃のラストシーン」という宣伝文句ですが、どこが衝撃なんですかーーー?
で、一体ビデオを送りつけた犯人は?
念写説はどうもなっとくできません。
だれかおしえてーーーーーー。
| ゆっこ | 2006/03/20 11:06 PM |
ハネケ監督が来日してたら、質疑応答できっと「どういうこっちゃ?」という質問が殺到したでしょう。
おそらく、誰も納得のいく説明はできないと思います。ポスターにある「衝撃のラストカット」というキャッチコピーは、関心を惹くための配給会社の陰謀でしょう。あながち悪いコピーじゃないと思いますが、ラストカットには別に意味がないと確信してます。あるとしたら、・・・ちょっと考えがないわけじゃないけど、それは改めて感想を書くことにします。僕が思うには、ラストで意味が説明されちゃったら、あの最初だけドキドキして最後にがっかりするアメリカ映画「フライトプラン」みたいになっちゃうんじゃないか・・・ということ。結局、納得できずに首を傾げながら劇場をあとにする方がずっといいーーーーと思うのは、僕だけでないはずです。
ハネケさん、ビデオ撮影したの誰なんや?って世界中で同じ質問されているので、答えるのが面倒で、仮病をつかって、来日中止したのかも!?なんて思ったりもしてます。
| jokigen | 2006/03/21 12:31 AM |
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