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映画「あの夏、いちばん静かな海』/『Brother』
渋谷シネマヴェーラの「北野武/ビートたけしレトロスペクティブ」で見た対照的な二つの作品。一方はどちらも真木蔵人をメイン俳優として起用している。ずっと感想書いていなかったので、追加でとりあえず書き残しておこう。

「あの夏、いちばん静かな海」
1991年製作/脚本・監督:北野武/出演:真木蔵人、大島弘子,河原さぶ,藤原稔三,寺島 進,他。

海、海、海。単調な並みのリズムが時を刻む。主役のカップルが聴覚障害者という設定。でも、その点よりも要するにこれはサーファーの映画。
この作品がすきかどうかで、北野武の作風に対する好みがが現れるかもしれない。センチメンタルといえば、これほどセンチメンタルな映画は存在しないかも。しかし、僕にとっては、もっとも愛すべき北野武の映画でもある。どこのシーンがいいとか、あの演出がいいとか、いまさら言ってもという気がするので、やめておこう。ただ、サーファーのように飽きることなく海を見て、波と戯れる、そのように「あの夏、いちばん静かな海」を見て、最後に青い海を背景にタイトルが大きく映し出される瞬間、いつも泣けてくるのだった。まあ、数日おきに映画館に通って映像の世界に心を遊ばせるのも、毎週末に海に行って波乗りをするのも、そんなに変わらないないんじゃない?て言ったら、サーファーから叱られるかな。
『Brother』 2000年製作/監督・脚本・編集・主演:北野武/出演:北野武、真木 蔵人、大杉漣、寺島進、石橋凌、渡哲也、渡 哲也、 オマー・エプス、他

順撮りしてリズムをつかんでいく北野武には、スケジュールをきっちり立てなければいけない海外ロケはやりにくかったのかもしれない。彼のいつもの映画の展開、最初はなにも起こらずだらだらと時間が経過し、ある瞬間気がついたら遠い別世界に運ばれているような感覚、そういうものが『Brother』では強く感じられなかった。唯一あるとすれば、ロサンゼルスの古いビルの最上階を借りて広いフロアーをヤクザ事務所にし、そこで寺島進らがバスケットをしている場面が独特の浮遊感を感じさせたくらい。日本のヤクザがロスに乗り込んでマフィアと抗争事件を行う展開の中で、あそこだけが児戯に興じながら生と死の狭間をふわふわ漂っているような感覚があった。その点を除くと、これは失敗作なのかなという気がしなくもない。「あの夏、いちばん静かな海」の主役、真木蔵人はたけしの弟役で登場するが、特にこのひとじゃないとできない役でもなさそう。たけしも今回はカッコつけすぎのようだし・・・アメリカ映画にあるように、豪華リムジンに乗って女をはべらかす場面を一度撮影してみたかったのかなぁなどと思ったりした。
| 北野武/ビートたけし レトロスペクティブ | 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
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