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映画監督 豊田四郎特集 「喜劇 駅前開運」
井伏鱒二原作の映画化「駅前旅館」から始まった駅前シリーズの第22作目。1968年製作。冒頭近く、フランキー堺がビルの屋上で議員に説明してる。「この赤羽周辺には日本を代表する近代的な団地がひろがり、上野や池袋にも交通の便もよく・・・目下の悩みは開かずの踏切であります」

粗筋を知らずに見たから、ここでびっくり。僕は子供時代の数年間赤羽で育った。それも、あの団地だ。俯瞰にでてきた駅周辺の商店街、踏切、団地とその傍の駐屯地。小学校1年の頃に普段目にした風景そのままではないか!

赤羽駅を挟んで東口商店街のスーパーで安売り攻勢をしかけるフランキー堺は業績を伸ばして右肩上がり。一方、西口商店街の古い店で昔ながらの商売を続ける伴淳三郎と沢村貞子は売り上げを落として対抗意識を燃やす。その対立する地域社会でうまく泳いで、議員に掛け合ううえ、賄賂の上前を撥ねているらしい森繁久彌。ほかに森光子、野川由美子、大空真弓、藤田まことなど、芸達者を揃えてやはりオモシロおかしい。赤羽発展のために地下鉄を通してほしいとか、踏切の下に地下道をつくってくれとか、はたまたゴミ焼却場の建設に反対するとか。商店会が議員に陳情にいく場面をみながら、この映画、まさに昭和の高度成長時代を見せているなぁと感心した。最後に焼却炉の煙突から勢いよくあがる黒煙と、商店会イベント行列がともに写し出されて、凝縮されたエネルギーの迸りが感じれた。まさに時代がつくりだした駅前シリーズという気がした。
| 2005年7月の映画 | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
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