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映画監督 豊田四郎特集「新・夫婦善哉」
森繁久彌と淡島千景のコンビによる「夫婦善哉」(1955年)の続編。1963年に岡崎宏三を撮影監督にして製作。神社にお参りする浪花千栄子の姿を捉えるショットから始まる映像が見事だ(設定では法善寺横町ということ。俯瞰のショットではお初天神のようにも見える。社殿の提灯にもお初天神と確か書いてあったみたいだけど・・・)。
ところで、白玉ぜんざいや焼き餅のはいった田舎じるこは僕の好物。夫婦善哉というのは今でもあるらしく、ウェッブで調べたら、見覚えあり!道頓堀を散策したときに店の前を歩いたことがあった。→夫婦善哉

数年前に東京映画祭シネマクラシックで見た「夫婦善哉」と同様、この「新・夫婦善哉」も実に愉快で楽しめる。楽しいだけでなくて、昭和38年当時の日本映画の水準の高さに驚かされるといっていい。じっと画面を見てると、カメラの前に数多くの登場人物が現れては消える。田中春男をはじめ、それぞれが個性豊か。淡島千景が切り盛りする小料理屋の内部を写したショットの密度の高さといったら凄いと思う。登場人物の会話、身のこなし、表情の変化、そういう細部の積み重ねから全体の厚みができあがっている。

森繁が演じるのは、大阪の商家の放蕩息子が勘当された成れの果て。不倫の果てに結婚したしっかり者の女房を演じる淡島千景。二人の関係がうまく描写されている。東京の淡路恵子のアパートの雰囲気もいいなぁ。昔の葛飾っぽい。そこに小池朝男がやってきて、3人で雑魚寝して・・・と見ていない人にはなんだかわからないだろうけど、とにかく役者の演技でこれだけ魅せる作品は最近なかなかお目にかかれない。
| 2005年7月の映画 | 00:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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