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再び「ダーウィンの悪夢」に関連して
題名:Darwin's Nightmare (ダーウィンの悪夢)
作者:Hubert Sauper(ヒューバート・ザウパー)
ウェッブサイト:http://www.hubertsauper.com/

出身:オーストラリア
学歴:ウィーン(パフォーミング・アート大学)とパリ(パリ第七大学)で映画を学ぶ
フィルモグラフィー:DARWIN'S NIGHTMARE(2004)、ALONE WITH OUR STORIES(2000)、 KISANGANI DIARY(1998)、他

イギリス、アメリカ、イタリアなどを遍歴して、現在フランス在住10年ということ。

また、ヴィクトリア湖に大量発生した外来種ナイルバーチについては、以下のようなサイトに触れられていました。
ビクトリア湖の悲劇、ナイルバーチ
外来種問題
タンザニア・ニエゲジ版さつま揚げを定着させたい
上記のHPは、ナイルバーチが輸出用に加工処理されるとき、白身以外の捨てられる残りの部分でさつま揚げを作って地元の人も食べられるようにという試みについて書かれたもの。

正直言えば、この「ダーウィンの悪夢」を見てて胸が締め付けられたのは、展開が予想できた環境問題の提議よりも、思いもかけなかったタンザニアの人々が送る日々を描写した部分だった。僅かな食べ物を殴りあいをしてまで取り合うホームレスの子供たち。寂しげな笑顔を浮かべる娼婦たち。漁業試験場の夜間警備をするガードマン。このガードマンの装備はなんと原始的な弓と槍。「槍の先端に毒が塗ってあって、人が殺せるよ。戦争がまた始まればいいね。怖くないよ。銃で殺し合いもするよ。戦争があったほうが仕事があっていいね」などと恐ろしい事を平気でいう。
貨物会社に働くロシア人たちや魚の処理工場のマネージャーへのインタビューも面白い。なぜ、魚が民衆の口に入らないのか?多量に輸出して得た利益はどこに行くのか?アフリカ人社会の様々な側面が浮かびあがり、興味が尽きない。
そして、ヒューバート・ザウパーのビデオカメラは、まさに悪夢のような現地の食料事情を冷徹に捉える。一方、もうひとつの問題、貨物飛行機が武器を運んでいるのは?という疑惑に突き進んでいく。もしダーウィンが現代に生きていてこの状況を見たら、確かに「これは悪夢だ」というに違いない。
| 2005年6月の映画 | 15:55 | comments(0) | trackbacks(1) |
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| giochi di auto | 2007/04/30 10:24 PM |