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映画 「69 シクスティナイン」
村上龍原作の元気のいい映画。妻夫木聡、太田莉菜らが高校生らしい爽やかさを発散している。(安藤政信が高校生を演じているのは無理があったようだが・・) 1969年の佐世保を舞台にして、米軍基地の金網の前を疾走する場面など、けっこういい絵を撮っているとも思う。
もともと日本の60年代をノスタルジックに振り返る内容なので、当時の世相を反映している部分(平凡パンチ、11pm、学生運動、ゴダール)が少々ステレオタイプなのは致し方ないのかもしれない。むしろ、妻夫木聡に代表される21世紀日本の伸び盛りな若手俳優たちがこういう役柄を演じて、同世代の観客たちが映画館にやってくること自体がちょっと面白い現象だと感じた。けっこう時代の流れがレトロな方に傾いているのかな。いや、僕自身にしても、太田莉菜のセーラー服姿を目にして、往時の青春を思い出していたのだった。
| 2004年7月の映画 | 00:56 | comments(2) | trackbacks(0) |
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コメント
長髪、エレキギター、ゲバ棒、デモ参加、バリケード封鎖、反体制を叫ぶ野次・・・等々。1969年当時の高校生(作者・村上龍自身を投影)は、私の少し上の世代に該当します。
そのため、親や先生には「あんな先輩学生の真似だけは、してくれるな」と懇願されて育ちました。
結局、私たちの学年は、学生運動が挫折・終息した「宴の後」に出てきた十代として、ノンポリ・シラケの性格が色濃くなってしまいました。

【1】それでも、本作で描かれている学校や時代の雰囲気には、素直に没入出来ました。相原(嶋田久作)のような体罰(ビンタ)教師は実在しましたし、中村(星野源:指紋の無かナカムラ)そっくりの級友が居ましたから。
冒頭、ケン(妻夫木聡)たち男子生徒が、放課後の掃除をサボって、教室の後ろで猥談している場面など、最高です。余りにリアルで、私の学校時代を調べられたかと錯覚した程です。

【2】ラストシーン。ケンによって、主人公たち(アダマやイワセ、松井さん)の近況が語られると、
アダマ(安藤政信)「それ、嘘ら事やろ」
ケン「嘘やもん」
一同「えーっ」
・・・主題歌「いとしい人」が流れ、画面はエンドロールへ。
このエンディングも、私たち(60年代を体感した世代)には泣ける演出です。「いとしい人」とは、ケンたちのマドンナ・松井さん(太田莉菜)を指しているのでしょうが、むしろ、ハチャメチャな青春を見せてくれた主人公たち全員が愛おしく思えましたね。
だからこそ、彼らといつまでも時間を共有していたい気分でした。それでも、映画の終了と共に別れなければならないのなら、宝箱のように封印したい、と。
| sixtynineよ、永久に | 2005/05/25 10:00 AM |
コメントの感想、じっくり読ませていただきました。でも、お礼の返事が遅くて失礼してます!

別の日本映画ですが、「パッチギ!」はごらんになりましたか?朝鮮系の高校に通う女の子と京都の公立高校に通う男の子の恋愛の話です。不良学生をあっけらかんでハチャメチャに描いているところは、sixtynineと似通うところもあります。やはり、僕の世代よりはずっと前の人たちの青春を描いているんですが、でも世代の差を越えて共感を呼ぶと思います。

そういえば、僕が通っていた中学のすぐとなりに、ある有名大学のキャンパスがあったのですが、あの頃は立て看板とか校門に並んでいたなぁと思い出しました。左翼的な内容が四角張った文字で、まるでお経のように延々と書いてあった。「この大学受験して、もし受かったら、こういう活動する人たちとも付き合うことになるのかなぁ・・・」などと、ちょっと心配になったりもしました。

こんなふうに書くと、自分が「遅れてきた青年」のようですが、60年代生まれです。もう一昔ですよね。最近、地下鉄で学生服の不良あんちゃんっぽいのを見かけないのは、単に通勤時間と通学時間が違うからでしょうか?あの裾の広いズボンや丈の長いスカートがないものか、きょろきょろ探してしまうこのごろでした。
| jokigen | 2005/06/09 6:10 PM |
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