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「2番目のキス/Fever Pitch」
映画「2番目のキス」 (監督:ピーター・ファレリー&ボビー・ファレリー/出演:ドリュー・バリモア、ジミー・ファロン、他)

「2番目のキス」なんて、誰がつけたんだ!といいたくなるようなひどいタイトルだ。どうせたいした映画じゃないんだろうよ、と油断させるところが、ミソなのかも。映画が始まると、心の“武装解除”をして、笑いながらじんわり感動に浸ることができた。

そういえば、20世紀フォックスの創業者のひとり、ザナックがいっていた言葉だったかな・・・・「バナナの皮を踏んで転ぶくらいの芸でひとを笑わせるのは誰だってできる。チャップリンがすごいのは、そこでたちあがろうとして、再び笑わせることだ」

ファレリー兄弟の「2番目のキス」にでてくるギャグは、ボクシングでいったら最初の平凡なジョブでなんだこんなもんかと思わせておいて、ちょっと間をあけてから、予想しなかったタイミングでストレートパンチが繰り出されるようなもの。しかも、登場人物たちは大まじめなのに、ちぐはぐな状況で彼らの行動や発言がでてくるから、余計に可笑しい。まさに、シチュエーション・コメディの見本。僕はそういうところから、この映画が大好きになった。しかも、ボストンの野球チーム“レッド・ソックス”を応援する熱烈ファンの物語というのが実に庶民的。

主演のドリュー・バリモアとその女友達との会話のやりとりが楽しい。恋人となるベン(ジミー・ファロン)にも野球観戦好きの友達がいて、男女別のコミュニティーの輪があって、さらにふたりの職場のやりとりの中でも物語の展開があって・・・いや、実によくできた脚本だと思う。しかも、恋人も妬むほどのベンと“レッド・ソックス”との強い絆を、映像で実に巧みにみせているじゃないか。

ファレリー兄弟は、『メリーに首ったけ』のキャメロン・ディアスに劣らず、「2番目のキス」でドリュー・バリモアを女性として魅力的にみせたと。ドリュー・バリモアがこの映画をプロデュースしているんだから、当然といえば当然だけど。

というわけで、久しぶりに鑑賞後にじょうきげんになれた映画だった。
| 2006年7月の映画 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(1) |
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